2023-10-07

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簡易入力 簡易コマンド

簡易入力 簡易コマンド 普通のコマンドと比べて簡略化されたコマンドの事です。 主な簡易コマンドは以下の通りです。 簡易入力の利点は咄嗟の入力で出しやすい点です。 昇龍コマンドは通常では623で、コマンドの性質上立ち状態(6)を入力する必要がありますが 簡易コマンドでは232となりますので、しゃがみ状態のみで出せるメリットがあります。 (立ち状態を経由するとキャラクターの喰らい判定が しゃがみ状態と比べて少しだけ上に伸びてしまうので、 対空をしゃがみ状態で出せるのはかなり大きいメリットです) またヒットボックス(レバーレス)では斜め入力を経由させずに入力できるため重宝されます。 真空波動拳を例に出すとレバーでは綺麗に入力しても236236Pと 最低でも6個の工程を経る必要があります。 (最後のPはコマンドの最後と同時押しするため6個の工程となります。) しかも厳密には236から次の236へ行くためにレバーを6から2へ戻す工程が含まれます。 レバーを持っている方はやってみるとわかりますが、 早く入力しようとするとコマンドが汚くなり、 余計なコマンドが混ざってしまったりします。 しかしヒットボックスはボタンで上下左右が入力されるので、 2626Pと綺麗に4個の工程で出すことが出来ます。 しかもボタンを4回押すだけなので余計なコマンドが入りづらく より最速の理論値に近い速度で出すことが出来ます。 気楽に楽しむ程度なら全く気にする部分ではありませんが、 一部の上級者やプロの方々は1F、1Fの差が命取りとなるので、 ヒットボックスに移行するプロが多い現状です。 ただトッププロでもアケコン(レバー)で高水準な成績を出し続けている プレイヤーもいますので全てが決まる訳ではないという事は明言しておきます。 ちなみにPS5などの付属のコントローラー(パッド)でもトッププロはたくさんいます。 結局何が合うかは人それぞれということですね..
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コマンド

コマンド 必殺技や特殊技を出す際のレバーの動きのこと。 コマンドは1P側目線のコマンドを言います。 そのため波動拳は必ず表記上は236Pとなりますが、 2P側から入力する場合は214Pと入力しなければいけません。 コマンド入力はあくまでキャラクターの方向から見たコマンドです。 1P側からの波動拳(↓↘→P)は236Pとなり、 最後が前進する方向(テンキーの6)で終わっています。 一方2P側からの波動拳(↓↙←P)は214Pとなり、 やはり最後は前進する方向(テンキー4)で終わっています。 これはガードにも言えることでガードは、 キャラクターの進行方向と逆方向となるので、 1P側と2P側でガード方向が逆なのと同じ原理です。 ちなみにバーチャファイターというでは ボタンガードという物が付いており 他の格ゲーとは違ったガード方法となっています。 主要なコマンドは出尽くされており、 ストリートファイター2の名残りで、 波動コマンドや昇龍コマンドなどと呼ばれたりします。 主要なコマンドは以下の通りです。 気功コマンドやサマーは溜めの部分が 横要素(⇦なら左要素が入っている左上と左下) 下要素(⇩なら下要素が入っている左下と右下) が入っていれば溜めている扱いとなります。 これによりしゃがみガード方向で気功拳の溜めを完成させたり、 しゃがみガードしながらサマーの溜めを完成させることも出来ます。 しゃがみガード状態は横要素と下要素が両方入っているので ガイルの場合はソニックとサマーの両方の溜めが行えます。 ちなみにヨガと逆ヨガはストリートファイターZERO2以降では、 逆ヨガが一般的となり現在では逆ヨガをヨガと言ったり、 ヨガを逆ヨガと呼んだりする場合もあります。 一回転は厳密に一回転(360°)させる必要はなく、 3/4回転(270°)でも出てくれます。また一回転は逆回転の←↙↓↘→↗↑でも出ます。 口語(話し言葉)では「波動K」「竜巻P」「真空K」など 〇〇コマンドのコマンドの部分を略していう場合が多いです。 余談ですが、ギース・ハワードのレイジングストームは、 という少し変わったコマンドです。
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1P(イチピー、ワンピー) 2P(ツーピー、トゥーピー)

1P(イチピー、ワンピー) 2P(ツーピー、トゥーピー) プレイヤー1やプレイヤー2の事です。 1P側というと左側の事、2P側というと右側の事を言います。 実況などでは「1P(ワンピー)側」「2P(ツーピー)側」と呼ばれる。 2Pをトゥーピーとネイティブに呼ぶ人もいます。 基本的には1P側、2P側には差はないですが一般的に昇龍拳コマンドは アケコン(レバー)の場合2P側が出しやすいと言われています。 余談ですがストリートファイターシリーズの3ではギルと言うボスキャラクターが 1P側(右向き時)と2P側(左向き時)で通常技、必殺技の効果が異なっていました。 他にも4では画面端が右側と左側で差があり、 右側で出来るけど左側では出来ないテクニックなどが存在しました。
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N ニュートラル

N ニュートラル レバーをどの方向にも入れずにいる状態。 テンキーで言うと5の状態です。 レバーを前にも後ろにも、上にも下にも斜めにも入れていない状態です。 コマンドでは基本的に省略されている場合が多いです。 例えば強Pは厳密に言えばN強Pと言えます。 この場合はN強Pとはあまり呼ばれませんが、 立強Pと呼ばれることが多いです。
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テンキー表示 (236Pなどのコマンドの数字部分)

テンキー表示 (236Pなどのコマンドの数字部分) キーボードのテンキー表示とレバー方向を照らし合わせた物です。 1P側も2P側も同じテンキーで表記します。 例えば1P側の波動拳(↓↘→P)なら上の図から236Pと表現できます。 またしゃがみ状態はレバー方向の2で行うため、 しゃがみ攻撃を2中K(しゃがみ中キック)とテンキーで言う場合もあります。 弱ボタン中ボタン強ボタンを英語でLight、Medium、Hardで表すこともあり、 しゃがみ中キックは2MKと表記される場合もあります。 1P側のコマンドの場合 日本語 :  しゃがみ中キック キャンセル 真空波動拳 レバー :  ↓中K キャンセル ↓↘→↓↘→P テンキー:  2MK c 236236P
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被起き攻め

被起き攻め ダウンを取られて起き攻めをされている側のことを差します。 起き攻めの被害を受けているので、 「起き攻めを被る」で被起き攻めです。 起き攻め側は先に動けるので相手に択を迫ることが出来ます。 よって基本的には被起き攻め側は不利な状況です。 被起き攻め側の選択肢は 打撃を読んで大人しくガードする 一番基本的な選択肢でおすすめです 投げを読んで投げ抜けor バックステップをする 投げ一点読みはリスクが高いのであまりおすすめ出来ません コマ投げを読んで垂直ジャンプ or バックステップ ザンギエフなどコマ投げを持つキャラクターに対して有効ですが多用は禁物です 相手の重ねに無敵技をぶっ放す 窮地を脱出出来ますがガードされると手痛いダメージを貰うので多用は禁物です などがあります。 少しレベルが上がってくると 遅らせグラップ 少し難しいテクニックですが、ほとんどの打撃にも投げにも対応出来ます 画面端を背負っている時に相手の投げに嚙み合わせて前ジャンプ 相手が投げていると画面を入れ替えられるので、逆に相手を画面端に追いやれます などもあります。
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火力

火力 ダメージのこと。 格ゲーでは主にコンボダメージを意味します。 技単体で火力が高い低いと言われることはあまりありません。 基本コンボ 最大コンボ 画面端でのコンボ 超必殺技などゲージを絡めたコンボ コマ投げのダメージ が高いと言われるキャラクターは「このキャラは火力がある」と言われたりします。 ストリートファイター6ではリュウ、マリーザ、ザンギエフ、レベル4ジェイミーは 火力が高いキャラクターと言われています。
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ダブルアップ 補正切り

ダブルアップ 補正切り わざとコンボを途中で途切れさせて補正を切り、そのあとの技でさらにダメージを取ること。 補正切りには大きく分けて打撃と投げの二つの方法があります。 前者はコンボを途中で途切れさせ、 その後に表裏の打撃や中段下段の打撃で相手に択を迫り、 ダメージを伸ばす方法です。 こちらは単純に見えづらい表裏の飛びや中段下段でガードを崩すという戦法です。 主に打撃が主体なキャラクターが使います。 後者はコンボを途中で途切れさせるまでは同じですが、 その後に投げか打撃かの択を迫り、ダメージを伸ばす方法です。 こちらは見えづらい表裏の飛びや中段下段の攻撃ではなく、 単純に投げか打撃かの択で崩すという戦法です。 打撃を嫌がる相手はガードを固めているので投げが通る、 逆に投げを嫌がる相手はガードではなくジャンプや投げ抜けをするので 打撃を重ねれば打撃がヒットするというからくりです。 主にコマンド投げ等の投げの火力が高いキャラクターや 投げ後の状況が良いキャラクターが使います。
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発生 技の出(で)

発生 技の出(で) 主に技やステップなどの発生F(フレーム)の事です。 格闘ゲームは全ての行動がFという単位で時間が測られています。 始めに技の発生について説明します。 キャラクターの技には大きく分けて通常攻撃と必殺技がありますが、 技の発生の説明では両方とも同じ考えで大丈夫です。 あなたが発生6Fの技を出すとします。 あなたが攻撃をボタンを押す前が0F目で、 押した瞬間から1F経過..2F経過..3F経過..4F経過..5F経過..6F経過(ここで攻撃発生).. という仕組みで技が発生します。 この発生Fは同じボタンでもキャラクターごとに異なります。 例えばストリートファイター6のリュウの立弱Pは発生4Fですが、 同じ立弱Pでもザンギエフの弱Pは発生7Fです。(2023年9月現在) イメージ的には、ボクサーのジャブはプロレスラーの人より早い感覚です。 「発生いくつ?」は、「その技は発生は何F?」という意味で 「発生6です。」は、「この技は発生6Fです。」という意味です。