はじめに
「忙しくて見る時間がない!」
「試合内容は凄かったけど補足の解説が欲しい。」
「文字ベースでどんなことがあったか知りたい。」
こんな方向けに内容を熱量マシマシで解説します。
初心者の方でも読みやすい様に可能な限り補足を入れたりしていますので
是非最後までお付き合いください!

約3時間分の試合をぎゅっとまとめて
10分ちょっとで読める内容となっています。
本記事はpart2で
- JP vs US 決勝戦
の試合の内容を紹介しています。
- EU vs JP
- JP vs US
- US vs EU
を振り返っているpart1はこちらです。

カプコンカップ11のSFLワールドチャンピオンシップ優勝チーム
#SFリーグ: ワールドチャンピオンシップ 2024
◤ Good 8 Squad(@good8squad) ◢
Good 8 Squadの4選手は
CAPCOM CUP 12出場権を獲得。#スト6 #ストリートファイター6 #CAPCOMCUP11 pic.twitter.com/8hPATrxmM6— CAPCOM eSports (@CAPCOM_eSports) March 9, 2025
大逆転の末にGood 8 Squadが優勝しました!
こちらのpart1で紹介してます。
また決勝までの試合の内容も解説していますので、
併せてお読みいただくとより楽しめます。

カプコンカップ11のSFLワールドチャンピオンシップ決勝
JP vs US
Home Start – Good 8 Squad(JP)
Away Start – FlyQuest(US)
理由はUSチームがキャミィ、キンバリーという
ダルシムとのキャラ相性が良くないキャラクターが揃っていた為です。
決勝戦はJP vs USとなりました。
去年は惜しくもJPリーグ代表だったFAVGamingが
USリーグに敗北していますのでJPからするとリベンジマッチとなります。
決勝戦は70pts先取で勝利です。
先鋒のPsycho選手が上手くキンバリーらしさを出し切り
今までノリノリだったカワノ選手が敗れます。
続く次鋒ではYHC-餅選手、Big Bird選手をこれまでに倒してきた
Shine選手をガチくん選手が止めに掛かります。
根性比べとなり何とか1試合目を勝利し、
2試合目は冷静な試合運びから流れを取り戻すようにガチくん選手が勝利します。
1巡目の大将戦はPunk選手にぷげら選手をぶつけることとなりました。
ぷげら選手は軌道変化が可能な対空のし辛いキャミィの飛びに対して
対空が安定しており1試合目を取ります。
一方Punk選手も1試合目と比べ
- ジャストパリィ狙い
- ジャンプ大パンチへの対空の意識
- 投げ抜け多用
と守りが堅くなり一進一退の大接戦を繰り広げますが、
結果大将戦はPunk選手が取ることになります。
ここまでで10pts-30ptsとHome Startにも関わらず
リードを奪われているJPチームです。

「USリーグはPunkだけじゃないんかい!」
と運営者は思っていました。
他の選手が勝率50%前後でPunk選手だけ抜けていたので
勘違いしていましたが、それだけUSリーグのレベルが高いんでしょうね…
2巡目となりUSチームがHome側で始まります。
先鋒はガチくん選手に対し、
1巡目にノリノリだったカワノ選手を下し
勢いのついているPsycho選手のキンバリーがやってきます。
ただし逆にキンバリーを相手にする場合も安定して勝利するのが難しく
諸刃の剣の様な強みがあるキャラクターです。特にポイントで有利にいるこの状況だと
伸び伸びしたキンバリーが出てくるので恐怖以外の何物でもありません。
冷静なガチくん選手の試合運びを勢いで押し切られ2-1でPsycho選手が勝利します。

どうでも良いですがここのPsycho選手とPunk選手の
ハイタッチが凄く”アメリカっぽい”と感じました。
NBAの試合などでよく見る光景で少し面白かったです。
リーダーであるガチくんが下され、
乗りに乗りまくっているUSチームはもう優勝ムードが漂っています。
なんとしてでもここで流れを止めたい日本チーム、
次鋒戦はぷげら選手にChriscch選手のエドが出ています。
ぷげら選手は立ち回りを変えてきており、
SA2の風水エンジンを回してバーンアウトを狙いに行く作戦にしていました。

風水エンジン中がゲージが貯まらなくなる為
攻め切れなかった時に大きな損失となるSAです。
フルラウンドフルセットの大接戦となりましたが、
ジュリの4F技が短くエドのODブリッツへの確定反撃が取れず、
また風水エンジンの不発もあり惜しくもぷげら選手が敗北してしまいます。
10pts-50ptsとなり次の大将戦で敗ければUSチームの勝利となる状況で
大将のカワノ選手には、やはりラスボスPunk選手が出てきます。
更にUSチームは4選手全員が等しく活躍しており、
チーム内の雰囲気が良く優勝の流れが出来ています。
武道館ではカワノコールが鳴り響きます。
1試合目はカワノ選手が低空ストライクへの昇龍拳、
コマンド入力の速度でPunk選手を圧倒し完勝します。
続く2試合目も劣勢と思われた2ラウンド目の大逆転、
3試合目はPunk選手も少し立ち回りを変えつつも
カワノ選手の対空精度がPunkにぶっ刺さり3-0で圧勝します。

低空ストライクに対空しまくっていてシビれました。
ちなみにカワノ選手とPunk選手は同い年で
よく一緒にご飯に行くくらいのマブダチです。
30pts-50ptsとなり先鋒次鋒どちらかは落とせますが、
次の大将戦は敗けられないという依然として気の抜けない状況です。
ここでAwayとなったUSチームが
奇策としてキンバリー3体を出してきます。
1試合でも多く勝利したいJPチームにとって最悪の光景と言えます。
先鋒はPsycho選手にぷげら選手が出ます。
ここで会場からぷげらコールが鳴り響きます。
ここで敗けるといよいよ厳しい状況になる為、
ぷげら選手には相当なプレッシャーが掛かります。
1試合目は相手の動きが堅い内にぷげら選手が取りますが、
2試合目はPsycho選手が上手くキンバリーのポテンシャルを引き出し方1-1となります。
3試合目は受けに回らされて厳しいかと思われましたが、
ラッシュ止めやインパクトのヒットからチャンスを物にし
フルラウンドフルセットの末、ぷげら選手が競り勝ちます。
このまま流れを引き寄せて勝ち切りたいJPチーム、
次鋒戦にはShine選手に対しリーダーのガチくん選手が出ます。
Shine選手にとってこの試合は1巡目のリベンジ戦になります。
ガチくん選手の戦い方はあくまで冷静で追い込まれているこの状況でも
いつも通りの立ち回りが出来ていた印象でした。
特に中足の差し込みが刺さり文字通り嵐が吹き荒れるようなイウサールで1試合目を取ります。
2試合目はノーブレーキのShine選手のキンバリーに押されて
ラシードの良さを出させてもらえずに一本取られます。
またしてもフルセットとなり1ラウンド目はShine選手の技のタイミングが噛み合い
ラウンド先取されつつも値千金のイウサールから2ラウンド目を取り返します。
3ラウンド目ではまたもイウサールの噛み合いからうまくダメージに繋げ
最後まで冷静な試合運びでガチくん選手が勝利します。

奇跡的にキンバリーのSA1がロックせずに
途中からイウサールが当たる事態になりました。
スト5からイウサールを撃ち続けているだけあって
ココってところで持ってますね。
50pts-50ptsで並び勝った方が優勝となる試合となりました。

「誰かが裏でシナリオ書いてるだろ!」
という様な展開ですよね。
大将戦はPunk選手 vs カワノ選手です。
もはや追い詰められているのはPunk選手と言えるでしょう。
最終戦前にPunk選手とカワノ選手が笑顔でハグし合います。
1試合目の1ラウンドはPunk選手がトップスピード
誇張なしでこの5日間で一番動きが切れていました。
2ラウンド目もキレキレで全ての動きが早く
あっという間にPP(2ラウンドもパーフェクト)でPunk選手が取ります。
2試合目も激しい攻防が繰り広げられ、
もはやキンバリーメインはないかという強さで圧倒しPunk選手が取ります。
完全に追い詰められたカワノ選手ですが、
カワノ選手は追い詰められると強くなる男です。
3試合目からは修羅のごとき集中力で
ノーブレーキのキンバリーの中段を全てガードしカワノ選手が取り返します。
4試合目では残空波動、中段を上手く散らし
徐々にキンバリーのスピードに付いて行けるようになり続けて勝利します。
5試合目はカワノコールの中、
Punk選手はメインのキャミィではなく最後までキンバリーを選択します。
お互いガン攻め、ドライブゲージなんて気にせず
意地と意地がぶつかり合っている様で
常にバーンアウトぎりぎりで殴り合っている試合でした。

漫画『ウメハラ FIGHTING GAMERS!』の
ウメハラ対クラハシ戦の延長戦を見ている気分でした。
Punk選手は武神旋風脚(キンバリーの対空技)を空ぶるなど、
普段だったらやらない様なミスをしており相当力んでいる様子が伺えました。
ただ1試合目と比べ少し冷静さも取り戻してきたPunk選手、
1ラウンド取られてから2ラウンド目には冷静に
ノーゲージで的確なコンボ選択を行いフルラウンドフルセットに持ち込みます。
最終ラウンドはキンバリーの肘に対するカワノ選手の冷静な差し返しから
最大ダメージを取り画面端へ、キンバリーのSA1で抜けようとしつつも
弾無敵がなく豪鬼のOD波動重ねが活きます。
そこからは画面端の4連続の投げでカワノ選手が勝利しました。

魂のぶつかり合いで見ていて面白い試合でした。
いやぁ本当にこの試合は熱かったです。
最後まで投げ抜けをしなかったPunk選手も凄かった!
勝利後のインタビュー
ガチくん選手
「やばいでしょう、まだ手が震えています。
トリプルキンバリーは驚いたけど、USのチームが確定してから
アールさん含め日本のキンバリー使いに協力してもらいました。
ありがとうございました。」
YHC-餅選手
「キャミィ、キンバリー相手はきつい組み合わせだから
チームの総意で今回は試合に出られなかったです。
ただチームで相手の対策を考えてチームの勝利だと思います。」
ぷげら選手
「会場から『ぷげら』コールが聞こえていて
肩がほぐれたと同時に幸せだった。
本当に応援が力になりました。
ありがとうございました。」

ぷげら選手は涙を浮かべながらインタビューに答えており
見ていた方でもらい泣きした方もいらっしゃるのではないでしょうか。
カワノ選手
「集中し過ぎて全然覚えていないですね。
ただここで勝たなきゃ『カワノ』じゃないなと思ったんで、
今日は『カワノ』が『カワノ』をやっただけ。」
最後に
また最後にガチくん選手から両国のファン、配信で見ているファンに向けて
「勝ったぞ!」と言う言葉で締めくくられました。

CC11は日本の底力を感じた気がします。
Good 8 Squadのメンバーは4名とも「SFLに専念する為」という理由で2024年シーズンはCPT系列の大会に出場することは控えていました。
SFLの勝利の女神見ていたのかもしれませんね。
まとめ
今回はカプコンカップ11のSFLワールドチャンピオンシップの優勝チームと
- JP vs US 決勝戦
の内容を紹介しました。
決勝までの試合内容はこちらです。

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