はじめに
「細かい調整は後で確認するけど、今すぐ大まかに知りたい!」
「大型調整やパッチノートがよくわからないのでざっくり知りたい!」
「前情報のあれはどうなったのかいち早く知りたい!」
この記事ではそんな目立った注目箇所を紹介しています。
キャラ毎の細かい調整は全ては記載しませんが、特に今後のパワーバランスを左右していく様な部分を記載していきます。

今回はサーバー落ち対策としてPDFでの配布もされています!
YEAR3アップデート注目調整箇所
詳しく知りたい方はこちらの公式サイトより閲覧ください!

全体調整
- ジャストパリィ仕様大幅変更
上・中段攻撃は立ちガード方向、下段攻撃にはしゃがみガード方向に入力したパリィを発動しないとジャストパリィが成立しないように変更されています。 - ラッシュ小技からシミ―がやり辛く
ジャストパリィの仕様変更により、しゃがみ中K(中足)からのラッシュが相対的に見て強化されたため、ローリスクで近づいてからの強制的なシミ―関連の読み合いをやり辛く変更されています。 - モダン操作でのジャンプ攻撃が打ち分けられる様に
実質的なモダン強化。
ルークやマノンの様にモダン操作で使えなかった『強い方のジャンプ攻撃』を使用できるようになりました。 - 投げ抜けでドライブゲージとSAゲージが増加
投げ抜け成功時にリソースが増加。
特に上のランク帯では投げ抜けはハイリスク・ローリターンな防御方法でしたが今回の調整で投げ抜けも選択肢になるかも?
バーンアウト直前などでは読み合が変わってくると思います。
キャラクターの調整
今回の調整の強化・弱体化の表
※強化 + 弱体化というキャラクターが多い調整ですが、総合的に見てどちらになるかで判断しています
※あくまで今回の調整の強化・弱体化の表であり、キャラクターの強弱を判断するものではありません
※初日の発表直後の印象が大きい為、今後評価は変わる可能性があることはご了承ください
ルーク
シーズン1からシーズン2になる時に大きな弱体化を受け一気に人数が減ったルークですが、今回の調整ではドライブゲージ関連の強化とフレーム関連の強化が大きく、ルークはほぼ強化のみと言っていいと思います。
またモダン操作時のジャンプ攻撃の使いの恩恵も大きく、アシストボタン + 強ボタンで出すジャンプ強P(ガンメタルハンマー)がこのゲーム屈指のジャンプ攻撃であり、モダンルークが上位帯やプロで実践投入される可能性もあります。
ケンや豪鬼の弱体も考えると、もしかするとルークに移行する人も出てくる可能性もあります。
リュウ
ゴリラがキングコングになりました。
アップデートの度に強化されるリュウですが、今回の調整では波動拳などの飛び道具まわりの強化が凄まじいです。
YEAR2後期のリュウの活躍もあり、今後更に注目されるキャラクターになったと思います。
今回の調整で一番強化されているかもしれません。

運営者は「弾速を2倍にしました。」で吹き出しました。
マリーザ
今までは『通れば』とんでもない火力から試合を封殺できるキャラクターですが、特に上のランク帯に行くと相手の防御テクニックが上手くなり、逆に投げに弱いなど弱点を突かれ勝ち切れないキャラクターという印象でした。
今回の調整では防御面の強化に加え、下段からのダメージの取り方などが加わり純粋強化な印象です。
- 攻撃面
小技周りの有利Fの増加。
(小技ラッシュなどからダメージを伸ばせるように)
前回強化されたファランクスが更に強化。 - 防御面
SA1のホールド時に投げも取れるように変更。
SA2は無敵時間が1F増加・範囲増加。
今シーズンの台風の目になる可能性があります。
JP
カプコンカップ2025を制し弱体化が懸念されていたJPですが、結果ほぼ据え置きとなりました。
一部の技に追加で補正が掛かったりと若干の弱体化と言えなくもないですが、使用感はそのままで使い続けられます。
火力は一部のコンボで若干下がったものの、他に大きな弱体もない事から今シーズンではトップティアに君臨しそうです。
ブランカ
シーズン1からシーズン2にかけて絶妙な調整をされてかなり完成されたキャラクターの一人と言っても良いキャラクターのブランカ。
今回の調整で強化するか弱体化するか正直意見が分かれるところでしたが、微強化という事で引き続き目が離せないキャラクターとなりました。
JPと並んでトップティアに君臨する可能性が高いです。
ケン
シーズン1・シーズン2とトップティアにいたケンですが、今回の調整では弱体化が著しいキャラクターとなっています。
更に言えば弱体された上に強化点が、あまりケン使いが恩恵を感じ辛いものだったためキャラクター移行が増えそうです。
特にケンの強さを支えていた迅雷脚、画面端の柔道あたりの調整が痛く、このままケンで勝つには今までになり強みを活かす必要がありそうです。
具体的な移行に関してはケンからリュウ・ルーク・テリーに移行する人が増えそうです。
エド
ケンに似た調整で相当弱体化されたキャラクターです。
エドは『キャラクターの性能を引き出すことが出来れば』強いキャラクターでしたが、今回の調整では弱体化が目立ち、やり込むにしても成果が出づらい印象です。
ポテンシャルを引き出すやり込みがそのまま勝率に繋がるキャラクターでしたが、更にもう一工夫必要となると「じゃあ別のキャラで良いよね?」となってしまいキャラクター移行が予想されます。
ベガ
立ち中Kの弱体化が痛くぶんぶん振り回すには危険な性能になりました。
全体的な印象としては尖っていた部分がマイルドになり、強みと共に平凡なキャラクターに近づいた印象です。
キャラクター移行が起こるかどうかはわかりませんが、結構痛い弱体化と言えます。
テリー
リュウと並んで強化され続けているキャラクターですが今回も強化です。
結構強化点も盛りだくさんで強化された上にキャンセル猶予の増加など使い易さも上がっている印象です。
今までテリーを使う際に、
「でもケンや豪鬼でいいじゃん」
「リュウやケンと違って難しそう」
と思っていた方は今回使い始めるにはいい機会になると思います。
舞
SA1や花蝶扇の大幅弱体化など様々な点で弱体化が目立ちます。
飛翔龍炎陣の強化など強化点も一部見られますが、それでも弱体化点が多いです。
ただしSA1の無敵は調整されず据え置きだったりと、弱体化で全く使えないかと言われるとそこまででもないと思います。
舞が好きで使っていた人は舞継続でも全然問題ないと思います。
寧ろ強すぎて使うだけでヘイトを向けられていた分、使い易くなったとも言えますね…
ランクマッチなどで舞が減ることで、有象無象の舞にならずに済む今がチャンスです。
「舞は強い強い言われ過ぎて嫌われているからなぁ」
「舞が多すぎて使う気にならない」
こんな方はむしろ今回の弱体化のタイミングで使ってみるのもありかもしれません。

プロの方たちの様に、舞が『強いから』使っていたという人は移行する可能性はありますね。
運営者の調整の感想
全体的に目立っていなかったキャラクターが超絶強化されるという調整ではなく、そのキャラクターの使い手達が喜ぶ様な調整な印象です。
例えばシーズン1でDeeJayを使っていてシーズン2からベガに移行した人が、再度DeeJayに戻る程の強化かどうかは明言できませんが、DeeJayを使い続けているDeeJay使い達にとっては嬉しい調整といった感じです。
またリュウの火力アップやガイルのソニック強化などを見るに、キャラクター性能を平坦にして調整するのではなく、尖っている部分を更に尖らせて他を調整するという感じの面白い調整だと思います。
強化された傾向だとSwitch2版発売を見越してなのか今回の調整ではリュウ・ルーク・テリーなど主人公達が強くなっている印象です。
小学生など若い世代(α世代)がゲームをプレイする時に、主人公が弱いゲームは人気が出なさそうですからね。
大幅な弱体化はケン、エド、ベガ、舞あたりですね。
ランクマッチ(特に上位帯)やプロシーンでは減ると思われます。

カプコンはSwitch2発売を機に主人公リュウを本気でCCで優勝させようとしている?
まとめ
この記事ではYEAR3アップデートの注目調整箇所をまとめました。
今回大型アップデートという事でキャラクター移行を検討する方もいると思いますが、初心者の方は強化や弱体化は気にせず自由なキャラクターを使用することをおすすめします!
MASTERに行くまでは舞はまだまだ強いでしょうし、相変わらずマリーザや本田は勝ちやすいですので好きなキャラクターを使いましょう!
調整の影響が出始めるのはMASTER以降(MR1600以上あたり)からです!
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