はじめに
2025年5月15日19時。
とうとう2025SFLのREJECTメンバーが発表され、
「本気で勝ちにきてる。」
「優勝候補筆頭だろ。」
と話題になっています。
今年のSFLは選手の移籍、選手の初参加、チームの入れ替わりなどが盛んに行われており、各チームの選手発表に注目されて来ました。
そんな中、昨シーズンプレイイン、プレイオフでとてつもない強さを見せており、グランドファイナルで惜しくも敗れ準優勝となったREJECTのチームメンバーが発表されました。
今回記事では、
- 2025SFLのREJECTメンバー
- 各選手のプロフィール・プレイスタイル
- シーズン1、2での使用キャラクター
- 昨年のSFLでの勝率
を紹介しています。
【スト6SFLメンバー】REJECTにウメハラ・ふ~ど、LeShar
SFL2025のメンバーは
- ときど選手(続投)
- LeShar選手(続投・傭兵枠)
- ウメハラ選手(新加入・完全移籍?)
- ふ~ど選手(新加入・完全移籍)
となりました。
先日発表された、忍ismの意志を受け継いだZETA Divisoinのメンバーもとんでもないメンバーを集めたと話題になっていましたが、REJECTも相当気合の入ったメンバーとなりました。
他のチームに所属している状態で、レンタル選手として一時的にチームメンバーとして所属する事です。
LeShar選手は今回続投になりますが、所属はDRXなので正確に言えば傭兵枠となります。
ときど選手
プロフィール・プレイスタイル
SFL2024から続投でときど選手がメンバーとして出場します。
格闘ゲーム五神の一人であり自他ともに認めるウメハラ信者でもあります。
プレイスタイルは鋭い洞察力と理論構築力、そしてそれを実戦で完璧に実行する技術・精神力を兼ね備えています。
東大卒らしいストイックなスタイルが特徴で、日々の膨大な研究と練習をもとに勝利を積み重ねる姿勢はまさに「情熱」と呼べます。
ストイックすぎるがゆえに度々チームメイトなど周りに厳しくなってしまう事もありますが、今回のメンバーならその「情熱」についていける人選だと思います。
キャラクター選びに関しては、自分が強いと思うキャラクターや環境キャラ(強キャラ)を使用するという『勝利』に貪欲なのも特徴です。
シーズン1、2での使用キャラクター
- シーズン1:ケン
- シーズン2:ケン
シーズン1、2共にケンを使い続けています。
シーズン1の最初期はルークを触っていましたが、大会やSFLに出場する際にはケン一本で出場しており、サブキャラも使っている場面は見られません。
昨年のSFLでの勝率
SFL2024でもREJECTのメンバーとして参加。
- 勝利数:8 / 10(勝率8割)
- 先鋒戦:3 / 4回
- 中堅戦:3 / 4回
- 大将戦:1 / 1回
- 延長戦:1 / 1回
- 獲得ポイント:85pts
主に先鋒戦、次鋒戦でチームに勢いを付ける役割として出場しており、勝率8割からもわかる通りチームの雰囲気と勢いは凄まじかったです。
チームの獲得ポイントはSディビジョン、Fディビジョン合わせてもダントツで1位でした。
LeShar選手
プロフィール・プレイスタイル
複数の格闘ゲームで実力を発揮し、KOF15やストリートファイター6で強豪として知られる選手です。
過去にはLoL韓国サーバーでチャレンジャー到達という実績もあり、格闘ゲームに留まらないゲームセンスを持っていますが、マインクラフトなどのクラフト系ゲームは苦手だそうです。
若い頃には『ドラゴンボールファイターズ』の遠征中にGO1選手(現DFM所属)と出会い、深く影響を受けています。
2024年にはDRXからREJECTにレンタル加入しSFL Pro-JPに出場し、凄まじい勝率とリーグ1位のポイントゲッターとして活躍しました。
CAPCOM Pro Tour 2023では、韓国ワールドウォーリアー全4大会を制覇し、地域ポイント1位で決勝へ進出。
その決勝でも優勝し、Capcom Cup Xへ出場しており、2024年にはEVO Japan以降メインキャラをエドへ変更しています。
試合外では日本語での交流や誠実な姿勢が評価され、温和な人柄と芯の強さがファンの支持を集めています。

視聴者に限らず他のチームの選手からも愛されていますよね。
シーズン1、2での使用キャラクター
- シーズン1:春麗、ルーク
- シーズン2:エド、テリー、舞
シーズン1ではカプコンカップにも出場し、高すぎる人間性能と変わったデバイスと共に日本の格闘ゲームシーンに大きなインパクトを残しました。
シーズン2では日本のSFLの初の海外選手という事もありは発表段階から期待を集め、SFL2024では勝率8割、獲得ポイント1位とその期待を大きく上回る活躍をしていました。
更には二年連続でカプコンカップに出場しており、直近で行われたEVO Japanでもスト6部門で6,600人中5位タイという好成績を維持しています。
EVO Japanではエドの他にテリー、舞を使用してます。
昨年のSFLでの勝率
SFL2024でもREJECTのメンバーとして参加。
- 勝利数:8 / 10(勝率8割)
- 先鋒戦:2 / 2回
- 中堅戦:0回
- 大将戦:6 / 7回
- 延長戦:1 / 1回
- 獲得ポイント:140pts(リーグ1位)
主に大将戦を任されており、SFLでの初戦のひかる選手(現ZETA所属)のA.K.I戦以外は大将戦では全勝。
特徴としては1戦目で完璧に相手の癖や立ち回りの特徴をインプットして対処を変えている印象があり、その為か1戦目に限っては勝率が悪い印象があります。
それもあってか1先の延長戦では敗北しています。
ウメハラ選手(新加入・傭兵)
プロフィール・プレイスタイル
最強のチームでSFLに参戦できることにワクワクしています。
昨日の自分より強くなって、今の格ゲーブームをさらに盛り上げていけたらと思います。よろしくお願いします。 https://t.co/h8YU3kXqYY— 梅原大吾 (@daigothebeastJP) May 15, 2025
日本初の格闘ゲームのプロであり生ける伝説と呼べる選手です。
業界最年長選手の一人でもあり、常に成長を求め型にとらわれず実力を磨き続ける姿勢が特徴です。
その独創的な戦術から超絶技巧、多彩なスタイルで観る者を魅了し続けており、国内外に数多くのファンを持っています。
過去の成功に依存せず、日々の反復練習や実戦を配信で公開する姿勢からは、勝つことよりも「成長そのもの」を価値とする信念が伺えます。
幼少期は負けず嫌いで地元のガキ大将の様な存在で、父や姉との家族関係が人格形成に大きな影響を与えたそうです。
大会などでは無口でクールな印象を持たれることも多いですが、実は明るく自由な性格の持ち主です。
キャラ選びではリュウやガイルなど堅実なスタンダード型を好み、才能やセンスよりもやり込み具合から全キャラを高水準で扱う選手です。
TeamBeastからREJECTへ完全移籍しているのか、ウメハラ選手のXでは言及されていませんでした。一方でREJECTの公式ページにはDRXからの傭兵枠(レンタル選手)のLeShar選手は記載されていませんでしたが、ウメハラ選手は記載されています。
これは完全移籍だと確定してもいいのでしょうか…
シーズン1、2での使用キャラクター
- シーズン1:ケン
- シーズン2:豪鬼
シーズン1ではケンを使用していましたがSFLには参加せずイベントや大会のみに出場していました。
シーズン2ではケンが若干の弱体化を受け「弱くはないけど、調整の仕方が自分好みじゃない」と言う理由から豪鬼を使用。
SS熊本の一員としてディビジョン準優勝に大きく貢献しました。
昨年のSFLでの勝率
SFL2024ではSS熊本のメンバーとして参加。
- 勝利数:2 / 5(勝率4割)
- 先鋒戦:0 / 2回
- 中堅戦:1 / 1回
- 大将戦:1 / 2回
- 延長戦:0回
- 獲得ポイント:30pts
昨年のSS熊本のチームメンバーは誰が大将に行っても良いというバランスの取れたチームという事もあり、先鋒戦、次鋒戦、大将戦と全てに出場しています。
出場回数は5回と決して多くはありませんが、勝率も若干下振れした程度の誤差でありその強さは健在です。
ふ~ど選手(新加入・移籍)
プロフィール・プレイスタイル
Beastから移籍となり、REJECT所属になりました。Beastには8年間大変お世話になりました。今年のSFリーグは傭兵ではなくREJECTから出場です。引き続き、王の右腕としてウメハラさん、ときど、レシャーと共に優勝を目指します。皆さんどうぞ応援よろしくお願いします!! pic.twitter.com/ko53ldEvtd
— Fuudo | ふ〜ど (@TheFuudo) May 15, 2025
TeamBeastからREJECTへ移籍となりました。
落ち着いた物腰と明快な話しぶりが印象的な人物で、議論好きな一面を持つ選手です。
長年交流のあるウメハラ選手とは行動を共にすることが多く、「ウメハラの右腕」と称されることも。
理論構築と語彙力に優れ、コーチングでも高い評価を得ている。
自身の配信では「自己顕示欲TV」と銘打った指導企画を定期的に開催し、初心者でも理解しやすい丁寧な解説や個別の悩みに寄り添う姿勢が人気を集めています。
また、ストリーマーとの協力企画でも、相手のレベルに応じた的確なアドバイスで存在感を示しており、若手の発掘と育成にも熱心で自らを超える才能が現れる日を楽しみにしているそうです。
プレイヤーとしては、反応、読み、間合いの把握といった“人間性能”に秀でており、その能力を支える操作精度や技術も一流。
緻密な戦略とロジカルな思考で勝利へと導くスタイルは、理論派としての一面も際立たせています。
メンタル面も極めて強く、大舞台でも平常心を失わないベテランらしい安定感を誇り、対戦相手に何もさせないまま勝利を収める姿から、「重戦車」の異名を持っています。
また、他人のプレイを観察して即座に学び、自身の戦術に昇華する吸収力にも秀でており、それを独自に発展させてトップレベルにまで引き上げてしまうセンスは驚異的です。
業界内でも”人間性能最強”と称され、ウメハラ選手も認める人間性能のオオヌキ選手(スト5元プロで数々の格闘ゲームで有名)が「反応速度ではRicky Ortizかふ~どが世界一」と語ったことがある程です。
シーズン1、2での使用キャラクター
- シーズン1:DeeJay
- シーズン2:エド
シーズン1は当時環境トップだったDeeJayを使用し、DFMの一員として参加したSFLでは幾度となくチームの危機を救っていました。
シーズン2からはエドを使用しており、カプコンカップにも出場するなど2年連続で目立った戦績を残しています。
昨年のSFLでの勝率
SFL2024ではSS熊本のメンバーとして参加。
- 勝利数:6 / 11(勝率約5.5割)
- 先鋒戦:2 / 2回
- 中堅戦:2 / 4回
- 大将戦:1 / 4回
- 延長戦:1 / 1回
- 獲得ポイント:65pts
昨年のSS熊本のチームメンバーは誰が大将に行っても良いというバランスの取れたチームという事もあり、先鋒戦、次鋒戦、大将戦と全てに出場しています。
全体を通して安定した勝率でチームを支え、勝率以上に貢献していた印象があります。
大将戦では苦戦する試合も多かったですが、それ以外では5 / 7と高い勝率を誇っており、REJECTのメンバーにはぴったりな人選と言えます。

今回改めて調べてわかりましたが、運営者の感覚ではもっと勝っていたような印象がありました。
まとめ
この記事ではREJECTのSFL2025メンバーについて、ときど選手、LeShar選手、ウメハラ選手、ふ~ど選手について、
- プロフィール・プレイスタイル
- シーズン1、2での使用キャラクター
- 昨年のSFLでの勝率
をそれぞれ解説しました。

人間性能と情熱の融合したチームになりましたね!
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