ストリートファイター全作ストーリー徹底解説!最新作直前までの時系列まとめ

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はじめに

「ストリートファイター」シリーズは、
対戦格闘ゲームのジャンルを確立した伝説的なタイトルです。

対戦ばかりに目が行きがちですがストリートファイターのストーリーはご存知でしょうか。

ここでは「初代ストリートファイター」から「ストリートファイターⅤ」までの
メインストーリーについてネタバレを含めながら詳しく紹介します。

なおストリートファイターEXシリーズに関しましては、
本編のストーリーとはあまり関わってこない為、今回の記事では割愛しております。

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稼働順≠時系列

始めに補足しておきます。

ストリートファイターシリーズは稼働(発売)順とストーリーの時系列が少し異なります。

稼働(発売)順

1.初代ストリートファイター
2.ストリートファイターⅡ
3.ストリートファイターZERO
4.ストリートファイターⅢ
5.ストリートファイターⅣ
6.ストリートファイターⅤ
7.ストリートファイターⅥ(今回は解説なしです)

ストーリーの時系列

1.初代ストリートファイター
2.ストリートファイターZERO
3.ストリートファイターⅡ
4.ストリートファイターⅣ
5.ストリートファイターⅤ
6.ストリートファイターⅢ
7.ストリートファイターⅥ(今回は解説なしです)
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初代ストリートファイター

「初代ストリートファイター」(1987年)は、
シリーズの始まりであり隆(リュウ)が主役の物語です。

若き格闘家隆(リュウ)は、親友でライバルの拳(ケン)とともに
世界中を旅し武道大会に参加します。
2人は師匠である剛拳に武道を教え込まれリュウは大会で優勝を目指します。

ストーリーはリュウが最終的に格闘家サガットとの戦いで勝利します。
この戦いはリュウにとって重要な分岐点となります。

サガットはタイのムエタイチャンピオンであり、リュウにとっては最大の試練でした。
戦いの終盤、リュウは”昇龍拳”でサガットを倒し、その胸に深い傷を負わせます。

この時”昇龍拳”によってリュウの内なる殺意の波動が目覚めてしまい、
今後のリュウの強さとの向き合い方に大きく影響していくことになります。

リュウに破れて以降、サガットはリュウをライバル視するようになります。

かおる
かおる

諸説ありますがサガットの片目を潰したのはダンの父親と言われています。

 

またアーケード筐体は今の様に攻撃ボタンも付いていませんでした。
操作方法はなんと圧力センサーを叩く!
叩いた強さの強弱によって様々な攻撃が出たそうです。

かおる
かおる

当時は「隣町に波動拳をかなりの確率で出せる奴がいる」

なんていう噂が流れたりしていたそうです。

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ストリートファイターZERO

「ストリートファイターZERO」(1995年)は、ストⅡの前の時代に設定されており、
リュウ、ケン、そして多くのキャラクターの若い頃が描かれます。

このシリーズでは、リュウが「殺意の波動」にどう対処するかが大きなテーマとなります。

リュウは師匠である剛拳から
「真の戦士になるには、内なる闇を克服しなければならない」
と教えられています。

しかし、リュウの中には「殺意の波動」が潜んでおり、
それは強力な力であると同時に彼自身を破壊する危険な力です。

ZEROシリーズでは、リュウに興味を持った豪鬼というキャラクターが登場します。

豪鬼はリュウと同じ流派を学んだ格闘家で殺意の波動に支配されており、
リュウを自分と同じ道に引きずり込もうとします。

一方初代ストリートファイターの裏では犯罪組織が誕生しており、
総帥でありサイコパワーの使い手であるベガが世界を支配しようと企んでいました。

最終的に殺意の波動とサイコパワーの波長が似ていたためリュウはベガに
精神を乗っ取られそうになりますが、仲間たちの思いが届きベガを倒します。

絶体絶命のベガでしたが命からがら逃げ伸び、
再びサイコパワーを使い世界を支配する事を誓うのでした。

かおる
かおる

ちなみにアメリカ版では”ZERO”ではなく”ALPHA”に名前が変更されています。

またプロゲーマーの梅原さんが初めて世界大会で優勝した作品です。

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ストリートファイターⅡ

「ストリートファイターⅡ」(1991年)は格闘ゲームの歴史に革命を起こしたタイトルです。

リュウ、ケンを含む様々な格闘家が犯罪組織であるシャドルー主催の世界格闘大会に参加します。
シャドルー総帥でありシリーズの悪役となるベガが登場し彼の陰謀が明らかになります。

ベガはサイコパワーを使って人々を洗脳し世界征服を企んでいます。

リュウやケンの他に、シャドルーの打倒を目指すキャラクターも登場します。
例えばガイルはかつてベガに殺された仲間チャーリー・ナッシュの復讐を誓い、
シャドルー壊滅を目指しています。
また春麗は父親をシャドルーに殺されたため、個人的な恨みを持ってベガを追っています。

大会の結果、リュウは再び頂点に立ちベガとの戦いに挑むことになります。

ベガとの最終的な対決はリュウが勝利し、
ベガはシャドルーの基地と共に自爆しシャドルーは崩壊しました。

かおる
かおる

格闘ゲームの歴史が始まったのはこのストⅡからです。
今では当たり前な画面上部に体力バー、筐体にはレバーと攻撃ボタン、
これらが始まったのもストⅡからです。
全盛期はコインランドリーにも筐体が置いてあったそうです。

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ストリートファイターⅣ

「ストリートファイターⅣ」(2008年)はストⅡの後の時代を描いており、
再びリュウやケン、そして多くの旧キャラクターが登場します。

本作はシャドルーの残党が新たに組織したS.I.Nという企業が、世界格闘大会を主催します。
そんな中、前作で死んだと思われていたベガが実は生きていたと判明します。

S.I.Nは新たな兵器開発を目的としており、
その中心人物はセスというサイボーグ型のキャラクターです。

かおる
かおる

セスは元々ベガの代替ボディとして作られました。
しかし自分が27体目であることに疑問を持ち、
個としての明確な意思を持ってシャドルーの反発しています。

セスはシャドルーの技術とサイコパワーを利用して作られた人工の格闘家で、
リュウを含む多くの格闘家をターゲットにします。
セスはリュウの「殺意の波動」に強い興味を示しており、
それを自らの力に取り込もうと企みます。

リュウはセスとの戦いに挑む中で再び「殺意の波動」との葛藤を経験しますが、
彼はそれに屈することなく真の強さとは何かを追求し続けます。

またケン、ガイル、春麗などのキャラクターもS.I.Nの陰謀を追い、
シャドルーの残党を追い詰めていきます。

リュウがセスを撃退し、春麗やガイルの尽力もありS.I.Nは崩壊します。

かおる
かおる

運営者が本格的に格闘ゲームを始めたのがこの作品からです。
アーケードや家庭用ではシリーズ初のレート制が導入されました。
とにかくコンボの難易度が高く”辻式”というテクニックが必須でした。

また当時格闘ゲームから離れていた梅原さんの復帰作でもあり、

日本で初めて格闘ゲームのプロが誕生した作品でもあります。

更に今では大人気キャラの一人であるジュリが初参戦した作品です。

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ストリートファイターⅤ

「ストリートファイターⅤ」(2016年)はストⅣの後の時代を描いており、
リュウや他のキャラクターたちが再び集結しシャドルー壊滅に向けた最終決戦が描かれます。

この作品では、ベガが再び主要な悪役として登場し、彼の支配を完全に確立しようとします。

ベガは世界を支配するため、巨大な人工衛星「黒い月」を使った計画を実行に移します。

これによって世界中の都市が脅威にさらされ、
リュウや他の格闘家たちはシャドルーを止めるために立ち上がります。
ガイル、キャミィ、春麗といったキャラクターも再びシャドルー打倒に挑みます。

シャドルーを追う途中、リュウは再び「殺意の波動」と向き合うことになりますが
師匠である剛拳の教えを胸に殺意の波動を乗り越え、ついに真の力を手に入れます。
彼は豪鬼との再戦を果たし「殺意の波動」を完全に克服するのでした。

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リュウ、春麗、ガイルのメンバーと別の勢力であるヘレン、ラシードのメンバーによって
シャドルーは徐々に追い詰められて行きます。
別勢力には死んだと思われていたナッシュの姿もありました。

格闘家たちを率いていたかりんがラシードから託された制御キーを使い
黒い月の機能を停止させることに成功しますが、
ベガの部下であるF.A.N.Gが停止した黒い月を地球に落下させる計画に書き換えます。

こちらもラシードの尽力により何とか計画を阻止しますが、
そこにサイコパワーを完全に我が物としたベガが現れます。

そこに復讐に燃える男ナッシュが現れベガをあと一歩と言うところまで追い詰めます。
ナッシュとの連戦で多くのサイコパワーを失ったベガはとうとうリュウとの一騎打ちとなります。
最後はリュウの放った波動拳によってベガは自分のサイコパワーに耐えられなくなり崩壊し、
長きに渡るシャドルー、ベガとの因縁に終止符が打たれました。

シャドルーは崩壊しましたが裏で全てを見透かしたような女性がいました。

ナッシュやラシードと行動していたヘレン、もといコーリンです。
シャドルーの崩壊を報告に向かうコーリンの前には謎の男がいるのでした。

かおる
かおる

スト4までは先行入力が効かなかったため
目押しコンボが今の比でないくらい難しかったです。

それを反省してかスト5からは先行入力猶予フレームが4Fとなり
9割以上のキャラクターのコンボ難易度が下がりました。
かりんの最速天狐、最速大蛇やメナトのトリガー1関連は要練習でしたが…

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ストリートファイターⅢ

「ストリートファイターⅢ」(1997年)はストⅤの後に続きます。

本作ではリュウを含む一部のキャラクターが再登場する一方で、
全く新しいキャラクターが多数登場する作品となっています。

シャドルー壊滅後、世界は新たな脅威に直面していました。

ストリートファイターⅢの主要キャラクターであるアレックスは育ての親であるトムが
金髪の男に襲われた事をきっかけに、金髪の男の正体を追うことになります。

金髪の男を追っている道中にとある「秘密結社」主催している格闘大会に参加します。

格闘大会に参戦し数多の猛者たちと戦うアレックスでしたが、
主催の「秘密結社」の総統が探している男に似ているという情報を耳にします。

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アレックスが探している金髪の男こそ前作の最後に登場した男、ギルでした。

ギルは「秘密結社」のリーダーであり神のような存在を目指す人物です。
彼は地球の調和を乱す人類に代わって自分の支配する新しい世界を築こうとしています。

ギルに対し恨みを持っているのはアレックスだけではありません。

ギルの実弟であるユリアンもギルに恨みを持つ一人でした。
ユリアンは総統の座を実兄に奪われたことを憎んでおりギルに戦いを挑み見事勝利します。

総統の座についたと思われたユリアンでしたが
ギルはあらかじめ用意していたスペアボデイに魂を移し替え、
総統よりも上の存在である天帝となり、以前よりもパワーアップした状態となります。

天帝となりいよいよ自分の計画を進めようとするギルの前にアレックスが現れ
トムの仇を撃たんと勝負を挑みます。

大会で数多の猛者たちと戦ってきたアレックスは見事ギルを打ち破り
同時にギルの計画も破綻する事となりました。

その後アレックスはリュウと同様「強さとは何か」を探求するべく
世界中を旅することを決めるのでした。

かおる
かおる

ストリートファイター3はやはり三作目の3rd STRIKEが一番有名でしょう。

世界一有名な梅原さんの背水の逆転劇も3rd STRIKEの動画です。

 

背水の逆転劇でもありましたが、
ブロッキングというシステム上99%詰みの状況がないゲームですが
一応豪鬼の金剛國裂斬は初段がブロッキング不可だったり、
起き攻めに必殺技を重ねてコマ投げSAでキャンセルすると詰みだったりします。

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まとめ

「ストリートファイター」シリーズのストーリーは、
リュウを中心に成長や内なる闇との葛藤が描かれ、
彼が真の格闘家としての道を見つけるまでの物語です。

シャドルー、ベガという強大な悪役との戦いが、
シリーズを通じて大きなテーマとなっており、
多くのキャラクターたちが個々の目的や因縁を抱えながらも、
共通の敵に立ち向かう姿が描かれています。

リュウはシリーズを通して「殺意の波動」という危険な力と向き合いながら、
真の格闘家として成長していきます。

彼のライバルであるケンも、リュウと共に戦いながら自らの格闘スタイルを磨き、
友情と競争の中で互いに成長していきます。

またシャドルーの脅威を打倒するために、
ガイルや春麗、キャミィなどのキャラクターが
それぞれの復讐心や正義感に基づいて戦いに参加します。

ストⅤでは、ベガというシリーズの象徴的な悪役の最終的な敗北が描かれ、
シャドルーの長きにわたる支配が終わりますが
依然として謎の組織や新たな敵の存在もほのめかされており、
ストリートファイターⅥでの新キャラクターへの期待が高まります。

これから先も「ストリートファイター」シリーズは進化し続け、
次世代の格闘ゲームファンに新たな物語と
魅力あるキャラクターを提供してくれると信じています。

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