初級

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F フレーム

F フレーム F(フレーム)の事です。 1秒間に分けられた時間の単位です。 格ゲーのメジャーなフレームレートは60fpsですが、これは1秒を60等分した映像表示の事です。 fpsはフレームパーセカンドの略なので「f/s」という意味です。 60Fをf/sに当てはめると60/sとなりますので60を1秒間で割ったものという意味です。 定規で例えると1cmには大抵細かく10本の線が引かれています。 これは1mm線が10本で10mm=1cmということになります。 定規の1cmが仮に1秒とすると、 10本に区切られているので1秒が10個に区切られていると考えられます。 よって1mm毎に区切られている定規の1cmは10fpsと言えます。 紛らわしいのでまとめます。 Fはあくまで1秒間の内の区切られた時間の単位で これが10個に区切られていてその内2つを差す場合は10fpsでの2Fと表現します。 同じ考え方で1秒間を60個に区切られていてその内5つを差す場合は60fpsでの5Fと表現します。 fpsは全部でいつくで区切ったかの意味で、 上の例の前者は全部で10個に区切られているので10fpsと呼ばれ、 後者は全部で60個に区切られているので60fpsと呼ばれます。 私の説明が下手過ぎてここまで読んでもパッとしない方もいらっしゃると思います。 そんな方はパラパラ漫画やストップモーションムービーを思い浮かべてください。 ネットが使える方はYouTube等で何か動画を探してみてみるとイメージしやすいです。 その一秒間に使われている写真の枚数がfpsという訳です。 パラパラ漫画では1秒間の使われている枚数が、 ストップモーションムービーは1秒間に使われている場面の数がfpsです。 そしてそれぞれの写真1枚1枚が1Fという意味です。 ちなみに一般のテレビ放送は30fps ゲームなど動きの速い動画でも60fps程度で 人間の目で認識できる速度の限界は240fps程度だそうです。 (昔何処かの記事で読みかじった程度なので正確ではないかもしれません。)
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LP MP HP LK MK HK

LP MP HP LK MK HK LightPunch(弱パンチ)、MediumPunch(中パンチ)、HardPunch(強パンチ)、 LightKick(弱キック)、MediumKick(中キック)、HardKick(強キック)の意味です。 英語表記での弱パンチ、中パンチ、強パンチ、弱キック、中キック、強キックで 攻略サイト等で見かけることもあります。 またコンボを文章で教える際に文字数を減らすために用いられることもあります。 普通に文字で書くと、 しゃがみ中パンチキャンセル波動拳キャンセル真空波動拳 となりますが、テンキーと英語表記と記号を使えば 2MP c 236P c 236236P と短くシンプルにまとまります。
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P K

P K パンチボタン、キックボタンの事です。 ストリートファイターや鉄拳、ギルティギアにはそれぞれPボタンとKボタンがあり、 ストリートファイターには 弱パンチ、弱キック 中パンチ、中キック 強パンチ、強キック 鉄拳には RP(右パンチ)、RK(右キック) LP(左パンチ)、LK(左キック) ギルティギアには P(パンチボタン) K(キックボタン) があります。
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通常技

通常技 レバーをニュートラルに入れた状態(立ち状態)で出るパンチやキック レバーを2に入れた状態(しゃがみ状態)で出るパンチやキック レバーを8に入れた状態(垂直ジャンプ)やレバーを9に入れた状態(前ジャンプ)で 出るパンチやキックが通常技です。 一般的には通常技は地上の技(立ち状態としゃがみ状態)の技を呼び ジャンプ攻撃は分けて呼ぶケースが多いです。 垂直ジャンプや前ジャンプは「飛び」や単純に「ジャンプ強P」と呼ばれたります。 ちなみに 「しゃがみ弱K」 のことを 「小足」 「しゃがみ中K」 のことを 「中足」 「しゃがみ強K」 のことを 「大足」や「大足払い」や「足払い」 と呼ぶと格ゲーマーっぽさが出ます。 勘違いされやすいですが 「小足」 は 立弱K ではなく 「しゃがみ弱K」 「中足」 は 立中K ではなく 「しゃがみ中K」 「大足」 は 立強K ではなく 「しゃがみ強K」 のことです!
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キャンセル C [c] 必殺技キャンセル

キャンセル C [c] 技を技でキャンセルする事です。 格ゲーを初めて触った初心者の方が躓くポイントだと思いますのでここは必読です。 気合い入れてわかりやすく解説できるように心がけます! 格ゲーでいうキャンセルは基本的に通常技を必殺技でキャンセルする事を言います。 始めにざっとキャンセルの概要について説明しますが、 正直何言ってるんだと思われると思いますが、解説の後に例え話を含め再度解説します。 流れとしては、 キャンセルの概要を読んでみる(何言ってるかわからない) →例え話を読んでみる →例え話と照らし合わせながらもう一度キャンセルの概要を読んでみる この流れで行こうと思います。 まずは概要からです。 通常技には発生後に技の持続が少し存在し、その後硬直と呼ばれる時間が存在します。 この硬直時間はキャラクターは動くことが出来ず無防備な状態となっています。 この無防備な状態を必殺技でキャンセルして無防備な時間を無くすのが必殺技キャンセルです。 概要お疲れ様です。 よくわからない言葉だらけだったと思いますが心配いりません、みんなそうです。 ここからは例え話です。 キャンセルって何かという話ですが、私はよくボクシングのワンツーで例えます。 ボクシングのジャブが通常技、ストレートが必殺技です。 ジャブは相手にジャブが当たってから伸ばした腕を引き戻しますが、 その引き戻している最中にストレートを撃ちます。 一言でまとめると「ジャブの引き戻すスキをストレートで上書きしている」ということになります。 ここでもう一度照らし合わせた物をまとめます。 ジャブ=通常技 ストレート=必殺技 ジャブの伸ばした腕を引き戻すスキ=硬直 ジャブのスキを消すストレート=キャンセル となります。 以上の事を当てはめながらもう一度概要を読んでみると 初めに読んだ時よりも話が入ってきやすいと思います。 余談ですが、一応キャンセルにはいくつか種類があり、 通常技を通常技でキャンセルする連キャン 通常技を必殺技でキャンセルする必殺技キャンセル 通常技か必殺技を超必殺技でキャンセルする超必キャンセル(スパキャン) 通常技をジャンプでキャンセルするジャンプキャンセル(ジャンキャン) などがあります。
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ガチャ昇龍

ガチャ昇龍 ガチャガチャして昇龍を出す事です。 ガチャガチャ昇龍、略してガチャ昇龍です。 簡易入力の232Pで昇龍拳が出るため、 主に起き上がりのリバーサル昇龍で用いられるもので、 入力を232323232323...とガチャガチャやりながらPボタンを連打することで 起き上がりに最速で昇龍拳を出すことが出来るテクニックです。 ヒットボックスがメジャーになる前(ストリートファイター5の始めくらい)まで アケコンが主流だったので、23233232323...と入力するとレバーがガチャガチャ音を発するため、この様に呼ばれるようになりました。 ただこのテクニックは232323の3の部分で技が出ないと昇龍拳が出ない仕様で、 仮に2で技が出てしまうと通常技が出てしまう弊害があります。 「無敵昇龍拳で切り返しだ」と思ってガチャガチャしたけど 通常技が出て重ねられた技に潰されカウンターヒットで負けたなんてよくあることなので 個人的にはリバサでのガチャ昇龍は少し怖いと感じます。
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レバガチャ ガチャる

レバガチャ ガチャる レバーをがちゃがちゃする事です。 最近の格ゲーでは減ってきましたが、 少し前の格ゲーにはゲーム中にレバガチャを求められることが多々ありました。 例えばストリートファイター5やストリートファイターⅢ3rd strikeでは、 スタン値というバーが体力の下にあり、 スタン値が溜まってしまうとスタン状態となり、 一定時間無防備になるというシステムがありました。 ここで出てくるのがレバガチャで スタン状態はレバガチャによって復帰を早める効果があり、 スタンさせられたプレイヤーは皆必死にレバガチャしてました。 必殺技にもレバガチャを必要とする作品もあり、 先程のストリートファイター3rd strikeのリュウのSA3である電刃波動拳は レバガチャによってダメージとスタン値が上がる仕様だったり、 ギルティギアのACまでのグランドヴァイパーという技では、 ダメージと運搬距離が伸びるという仕様でした。 (ギルティギアはACまでだったかは少し曖昧です。すみません。) ただ冒頭でも書きましたが、 最近の格ゲーではレバガチャを求められることがほとんどなくなったので 格ゲー昔話程度に覚えておいてくださればと思います。 現在の格ゲーではガチャといえばガチャ昇龍が一番よく聞く言葉だと思います。
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コマンド

コマンド 必殺技や特殊技を出す際のレバーの動きのこと。 コマンドは1P側目線のコマンドを言います。 そのため波動拳は必ず表記上は236Pとなりますが、 2P側から入力する場合は214Pと入力しなければいけません。 コマンド入力はあくまでキャラクターの方向から見たコマンドです。 1P側からの波動拳(↓↘→P)は236Pとなり、 最後が前進する方向(テンキーの6)で終わっています。 一方2P側からの波動拳(↓↙←P)は214Pとなり、 やはり最後は前進する方向(テンキー4)で終わっています。 これはガードにも言えることでガードは、 キャラクターの進行方向と逆方向となるので、 1P側と2P側でガード方向が逆なのと同じ原理です。 ちなみにバーチャファイターというでは ボタンガードという物が付いており 他の格ゲーとは違ったガード方法となっています。 主要なコマンドは出尽くされており、 ストリートファイター2の名残りで、 波動コマンドや昇龍コマンドなどと呼ばれたりします。 主要なコマンドは以下の通りです。 気功コマンドやサマーは溜めの部分が 横要素(⇦なら左要素が入っている左上と左下) 下要素(⇩なら下要素が入っている左下と右下) が入っていれば溜めている扱いとなります。 これによりしゃがみガード方向で気功拳の溜めを完成させたり、 しゃがみガードしながらサマーの溜めを完成させることも出来ます。 しゃがみガード状態は横要素と下要素が両方入っているので ガイルの場合はソニックとサマーの両方の溜めが行えます。 ちなみにヨガと逆ヨガはストリートファイターZERO2以降では、 逆ヨガが一般的となり現在では逆ヨガをヨガと言ったり、 ヨガを逆ヨガと呼んだりする場合もあります。 一回転は厳密に一回転(360°)させる必要はなく、 3/4回転(270°)でも出てくれます。また一回転は逆回転の←↙↓↘→↗↑でも出ます。 口語(話し言葉)では「波動K」「竜巻P」「真空K」など 〇〇コマンドのコマンドの部分を略していう場合が多いです。 余談ですが、ギース・ハワードのレイジングストームは、 という少し変わったコマンドです。
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1P(イチピー、ワンピー) 2P(ツーピー、トゥーピー)

1P(イチピー、ワンピー) 2P(ツーピー、トゥーピー) プレイヤー1やプレイヤー2の事です。 1P側というと左側の事、2P側というと右側の事を言います。 実況などでは「1P(ワンピー)側」「2P(ツーピー)側」と呼ばれる。 2Pをトゥーピーとネイティブに呼ぶ人もいます。 基本的には1P側、2P側には差はないですが一般的に昇龍拳コマンドは アケコン(レバー)の場合2P側が出しやすいと言われています。 余談ですがストリートファイターシリーズの3ではギルと言うボスキャラクターが 1P側(右向き時)と2P側(左向き時)で通常技、必殺技の効果が異なっていました。 他にも4では画面端が右側と左側で差があり、 右側で出来るけど左側では出来ないテクニックなどが存在しました。
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N ニュートラル

N ニュートラル レバーをどの方向にも入れずにいる状態。 テンキーで言うと5の状態です。 レバーを前にも後ろにも、上にも下にも斜めにも入れていない状態です。 コマンドでは基本的に省略されている場合が多いです。 例えば強Pは厳密に言えばN強Pと言えます。 この場合はN強Pとはあまり呼ばれませんが、 立強Pと呼ばれることが多いです。